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オリーブの木を植えました

d0135445_2036235.jpgオリーブの木を植えました
ベランダに鉢植えでオリーブの木を植えました、もちろん動機は食欲です(お恥ずかしい)。
実は一昨年から一本鉢植えがあったんですがどうやらオリーブは一本植えでは実がならないらしいんですね、で、患者さんから「うちのベランダには毎年たくさんのオリーブの実が出来るよ、食べきれないぐらい」の一言に触発されました。
皆さんはオリーブの実と聞くとどんな感想でしょうか?赤いピメンタの入った瓶詰めを気まぐれで買って少しつまんで、いつの間にか冷蔵庫の片隅で液状化している、、、ぼくも昔はそんな感じでした。ところが最近は何故かオリーブのヘビーユーザー(そうは呼ばないと思うけど)であります。まずはワインなどお酒のあてにはもちろん良いですよね、それにあまったらお漬け物として食べます、お醤油にもけっこう合いますしね、試してみてください全く違和感有りません。あともちろん料理に使います、だから最近は種なしのスライスしたやつを常備していますが、簡単なのはやはりパスタでしょうか、いつものパスタに刻んだオリーブを入れるだけで風味が増しますし特にお気に入りはプッタネスカです、オリーブオイルでアンチョビ、ニンニク、唐辛子、ケパー、スライスオリーブを炒めてそこにホールトマトをつぶして入れる、それだけです、あとはパスタに絡めるだけ、本当に簡単です、パルメザンチーズの粉なんかかけるともう満足ですね。
そういえば昔こんな事がありました、20年ほど昔のことですが大学の同期のご夫婦と香港に行きました、中華料理も毎日では結構飽きてきます、で、最後の夜にイタリアンを食べようということになり出かけました、前菜のサラダを一口食べた友人が、「うっ!」と呻き口元を押さえました、手を離すと何と彼の前歯がありません、種の入ったブラックオリーブを思わず噛んでいまい、前歯が根本からポキッと折れてしまったのです、しかも神経のある歯です、その痛みは想像が付きますね、どうやら以前その歯の付け根付近に出来た大きめの虫歯をプラスティックで修復していたらしく強度が落ちていたところに強い力でオリーブの種を噛んでしまって歯が折れてしまったというのがストーリーの様でした。異国の夜に折れて痛む前歯、救いようがない話ですが、なななんと出来た奥様でしょうか、旅行鞄に歯牙修復用のグラスアイオノマーセメントを持参なさっているとのこと!急いでホテルに帰って応急処置を施したのであります。明くる日の夜23時福岡空港に着いた我々はまる反対方向の彼を連れて熊本の当院へ、そして徹夜の修復治療を施し、友人夫婦は未明に帰路についたのでありました、彼も僕もその日は徹夜明けで診療ということになりましたが若かったんですね、一切くたびれた記憶は残っていません。
皆さんもオリーブの種にはくれぐれもご注意くださいませ。
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by watdent | 2012-04-17 20:36 | Gourmet  

熊本城マラソンAEDサポート隊

熊本城マラソン、今回初めてのお祭りです何らかの形で参加できたらいいなと思っていたところにボランティアの募集があることを知りました、しかしながらせっかくなら歯科医としての専門性を有効に発揮できるプランはないだろうかと考えたところ、我々が毎年トレーニングをしている救急蘇生、しかもAHAのBLSプロバイダーであった経験も重なってぜひ救急蘇生の分野で協力したいと思い立ちました。早速熊本市役所の担当部署に連絡すると「意向は歓迎する」という話でしたので、いつもお世話になっているフクダ電子に連絡し、マラソン当日のAED貸し出しは出来るのかを尋ねると、これも協力しますとの返事。あとはメンバーを集めて企画を立ち上げようということになり歯科医師会会員の皆さんに声をかけたところ10名の先生方が名乗りを上げてくれました。総勢11名、その殆どはAHAのBLSプロバイダーもしくは経験者です。
さて、やることは決まりましたがどういう形で作戦展開するか?と考えていたところ主催の熊本市から医療関係ボランティアの会議があるので出る様にとのこと。行ってみると本会の他に熊本ACLS協会(AHAの熊本総本山)、基幹病院である国立病院、済生会病院、日赤、看護協会、消防局、その他多くの団体が出席していました。我々と同じくAEDを準備しようというのはACLS協会で、こちらは、定置、モバイルともに多くの器材を用意されるとのことでした。話を進めるうちにフルマラソンに於いてはACLS協会が区割りし、定置、モバイルともにかなり充実した布陣をされており、さらに本会もその体制に協力する形で参加しては如何かとのお誘いもありましたが、あえてフルマラソンに於いてはACLS協会のシステムから外れた部分をサポートしようという考えで本会はコースを区割りせずに統計上マラソン大会で80%の心停止事故が起こるという後半30キロから先に集中し、遊撃的に対応しようと言うことに決めました。
また、同時開催の4キロレースについての救護体制は全くの白紙でしたのでここにも協力しようと言うことになりましたが、ここについては結局本会が独自で全面的対応をすることになりました。
さて、そうなるとフルマラソンはともかく4キロに於いては完璧な対応を迫られることになります、想像するとフルマラソンはいくら何でも全くの運動したことがない人は参加しないでしょうが、4キロだと普段全く運動をされない方がお散歩気分で参加される人もいらっしゃるでしょうし、実際制限時間は9時スタートの10時半交通規制解除ですから約時速3キロということになりますが、逆にここぞとばかりに4キロをスプリントされる方もいらっしゃるでしょうしまた、「さっきまでそこで飲んでました」という方も参加される可能性があり、本当にリスクがあるのはこちらの方かも知れないともいえます。
ちなみに4キロのコースですが、大劇前スタートから上通りを抜けて広丁、左折して坪井川沿いを市役所の角まで戻り、パルコ角から下通へ入り新市街を抜けて県民百貨店、城彩苑、監物台、二の丸公園というルートです。
さて、対策を考えるに当たって状況を把握するために最も早い人を時速20キロ、最も遅い人を時速3キロと設定し、経時的に地図上にプロットしてみました。するとスタート12分後に先頭はゴールインしますが、なんとその時最後尾は未だスタートから600メートルしか進んでいません、つまり上通り並木坂から二の丸公園までの長大な隊列となるわけです。それを11人でサポート、しかも熊本市の大会事務局からはアーケド内の自転車走行は不可とのこと。問題は出そろいました、等間隔に11名が沿道に立つと約400メートルに一人という間隔になりますが、それでは少し手薄な気がします、そこで前段のアーケド以外(広町から坪井川添い、パルコ前)に配置されたメンバーが先頭集団通過後暫くして城内のポジションに移動するというプランを考えました、また、この範囲で各メンバーがお互いの位置の確認や緊急事態の発生を知らせるためにはどうしても携帯電話では都合が悪いということで各メンバーに無線機を持って貰う事にしました。
さて当日、歯科医師会館に7時半集合、スタイルし、最終ブリーフィングを終えた後、今回の熊本市歯科医師会の参加はメディカルサポートチームの一角ということで特別に報道や紹介はされていませんのでおそらく本大会メディカルサポートのベース基地であるビプレスに配置された国立病院の先生方は4キロのサポート隊のメンバーや仕様についてご存じなかろうと言うことで8時過ぎから初めはビプレス前に移動し、何時も会議でよく顔を合わせている国立病院の河野副院長、高橋救急部部長にご挨拶し(まさか会長自ら参加とは思っていらっしゃらなかったようすで驚いておられました)、混雑の中邪魔にならないように上通りに場所を移して「ファイトおー!」をきめて各自の持ち場に分かれました。
さてスタートです、持ち場の坪井川添い電気ビル前に移動し待機します、しばらくするとパルコ前配備の鈴木先生から「今スタートしました」のアナウンスが無線に届きました、程なく千葉城橋から東を見ていると長崎書店前をかなりの速度で駆け抜ける第一走者を確認、やはり予想通り4キロをスプリントする選手がいました、さらに暫くすると第一走者が信愛幼稚園の角にさしかかったという報せが入りました、いよいよフォーメーションが動き出します、坪井側から電気ビル前を通って先頭集団がかけてゆきます、それに伴って信愛幼稚園角に配備されていた磯野先生が緑のロードバイクで駆け抜けてゆきます(そのまま辛島公園前まで移動)、それから2分後、おそらく先頭は下通と銀座通りの交差点あたりに到達する頃に坪井川沿いに配備された4名は棒庵坂、長塀の2つのルートに分かれてそれぞれ監物台、頬当御門、城彩苑、市民会館、に移動です、空いた場所には広丁にいた田中先生が移動する事になっています、4キロの選手も殆どが結構真面目に走っています。
無事移動も終わりランナーが駆けて行くのを城彩苑横で見渡します、スタートから20分ほどが経過、現在の所一件のアクシデントも起こっていません、無線では「辛島公園前クマモン通過!」などという平和なアナウンスが届きます。無事最高齢93歳のランナーを見送り、さてそろそろ最終ランナーかな?と思われる10時を回ったあたり、派手な格好の3人組のおばさま方が通過、「皆さんが最後ですか?」の問いに「まーだ後!じいさんがおらす」との返事、しかしどう見渡してもそれらしき影は見あたりません、本会の無線網にも把握されているという返事はありませんし、横にいる市役所職員の無線網にもその様な選手は把握されていないようでした。それから暫く情報収集すると、10時半前どうやら交通センター前にそれらしき選手がいるとの情報を得、急行しました。いらっしゃいました、ご高齢の男性、市職員と熊本市幸山市長に付き添われて。本日一番辛そうな走り(歩き?)です、われわれも有事に対応すべく人数を集め後からゴールまで追走しました、どうにか無事大きな拍手に迎えられゴールインされました、これで4キロコース無事終了です。
休む間もなく予定の集合地点城彩苑に集合し11名そろったところでフルマラソンのサポートに向けて出発しました、平成大通りに向けての道を11台で駆け抜けます、何時も車の脇、側溝の蓋の上を走ることを強いられている自転車ですが、マラソンのために閉鎖された道の真ん中を気兼ねなく走るのはとても爽快な経験でした。予定通り11時半にはアクアドーム前に到着、ここまで来ると沿道の応援もかなりヒートアップしています、大きな歌声や太鼓の音、まさにお祭り騒ぎです、すでにコースの半分以上を走破した多くの選手たちが走り抜けて行きますが、ここで我々はちょっと失礼しておにぎりタイム、各人ポケットのおにぎりを素早くおなかに詰め込みます、僕らサポート隊は沿道に並ぶ飲食物には手をつけてはいけないことになってるんですね(当たり前ですが)。
さてここから僕たちはは2人一組でバディーを組んで熊本城二の丸のゴールまでを最終関門が閉鎖される15時半までひたすら往復、繰り返し往復です。現在までの所一件の事故も起こっていないようですが、このまま無事に推移してくれることを祈りながら選手の邪魔にならないように走路を巡回します、途中テレビ局の取材や、本会選手、沿道の知り合いなどと挨拶を交わしながらも常に視界を見わたし選手の状態を確認します、時々走るのを止めてしゃがみ込む人もいますが、殆どは足の問題、足がつったとかスジをのばすとか整形外科的な問題が起きる方は多いようですが、皆さん何とか立ち直ってまた歩き出されます、その姿を見るたびにつくずく「僕は自転車で良かったなー」と感じました。最終関門、新町第一高校前は大音響の応援、ボシタであります、それは良いんだけどここのエイドステーションのお嬢さん方は感極まっているのか狭いところで飲み物を持って走者に近づいてくるんで危ないです、予期しない行動をとられると限界の走者には急に避ける余裕がありませんからね、来年はここん所改善して貰いましょう。そうこうするうちに予定の15時半、最終関門の閉鎖です、このあとは新町から二の丸までしか走者は居ません、サポート隊が集結しており十分な体制がとられていますが、ここでついに路肩に倒れた男性を発見!僕のバディーの「大丈夫ですか!」の問いかけに横にいる女性から「すんまっせーん、こん人は応援しかしとらっさんと、ただの飲み過ぎです!」とのお返事、一瞬緊張が走りましたが何とも平和な回答でした。なにはともあれ結局CPA事例一件の発生もなし、本当に幸運なうちに大会は幕を閉じたのでありました。
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by watdent | 2012-04-06 16:48 | その他