2012歯の祭典

6月3日毎年恒例の「歯の祭典」ウェルパルでのイベントです。
今年は会場がちゃんと取れていなかったようで部屋の中が少し狭くなりましたが、その代わり外のテラス部分が使えます、ラッキーにもお天気に恵まれましたのでかえってご機嫌な一日でした。
午前中は会場内の流れの調整やトラブル対応、行政の皆さんとの運営確認、「歯の何でも相談コーナー」での対応などをしておりました。
 今回のパンフレットには「くまモン」の写真が掲載されています、実はこれを印刷に回したときには確定していなかったんですが、本日は午後2時から「くまモン」がやってくることになっています、我々スタッフも楽しみにしています。
 さてここで考えさせられる相談者がやってきました、毎年なんだかつかみどころのない質問は多々ありますが、どこに持って行きようもない歯や歯医者、歯科医学についての生の叫びを真摯に拝聴させて貰っています。今回のお話は70歳ぐらいの男性からのものでした「先日歯の詰め物が外れて、何時ものかかりつけの歯医者さんじゃあない所の歯医者に行ったところ、その歯医者さんでは順番が来ると呼び出すのではなく待合室に女性スタッフがお迎えに来てくれる、そして治療が終わるとまた手を引いて待合室まで連れて行ってくれる(充分に一人で歩ける方なのですが)、本当に至れり尽くせりで満足だった、それに引き替えかかりつけの歯医者は充分な対応ができていない、もう元の歯医者には行く気がしない、歯科医師会として何故こういう事を指導しないのか?」とのお話しでした。それに対しては「歯科医師会では会員や各院のスタッフ向けに「接遇セミナー」などを毎年開催して診療環境の向上に努めるべく努力はしておりますが、参加は任意ですので何とも、、、、」という歯切れの良くないものになってしまいましたが、問題は歯医者さんを選ぶ基準がどこにあるかということです、まあたしかにどれだけ最新のエビデンスを勉強し、それに基づいた治療をしようと、どれだけ丁寧な治療しようと、残念ながら患者さんに解るのは「痛かった」とか「随分回数がかかった」とかそういうことだけ、例えるなら味のしないレストランのようなものなのかも知れません。そうなるとこの患者さんのような判断基準で歯医者さんは選ばれるんでしょうね,言い換えれば歯科医療の勉強をするよりも客商売の勉強をする方が選ばれる歯科医になれるということでしょうか(もちろん接遇も技術も立派な医院もたくさんありますよ)。かくしてここにも毎日のように「年商9億円のクリニックの仕組みを公開!」なんていう有料講演会の案内が届きます、まさに医療崩壊そのもの丸出しです。
 でもね、僕の周りの先生方は幸運にも真面目に歯科医療に取り組むすばらしい先生ばかりです、多くの歯医者さんはみんなかわいそうなぐらいに真面目なんですよ本当は、、、、。
 それともう一つの悲しみ、ここにある写真は楽しそうに撮られた「くまモン」と歯科医師会スタッフの写真。でもここに僕は写っていません、そうなんですこの日「くまモン」登場の2時から4時まで僕は熊本矯正歯科研究会のブースで矯正歯科相談の係を真面目にしていたのでありました、ざんねーん。
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by watdent | 2012-06-13 23:37 | お口の健康  

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